引越しの日取りを決める場合、ほとんどの方がお日柄の良い日を選ぶと思います。
しかし「お日柄の良い日」は、どのようなことで分かるのでしょうか。
この項では、ちょっとした常識としてお日柄について考えてみたいと思います。

お日柄を知るうえで、もっとも一般的なことの1つに「暦中」が挙げられます。
すべてのカレンダーの日付の下(横)に、「大安/仏滅/友引/赤口/先勝/先負」といった言葉が記入されていると思います。
実は、暦中とはカレンダー等々に記入している注釈行のことをいいます。
そして暦中は、古くから続く迷信的な要素のようなものでもあり…また、ある一定のサイクルで物事の吉凶が決められているのです。
その物事の吉凶は、昔から現在に至るまで多くの人々によって信じられているのです。

(※暦中の歴史について…)
暦中に記入されている注釈行はほとんど中国の陰陽五行思想 と干支(えと)によるもので、西洋占星術などと違い、私たちの生活に密着している占いや思想といった類なのです。
しかし生活に密着しているが故に、今なお信じている人が多いといえるのです。

このように多くの人々が信じている暦中は、さまざまな場所で使われています。
例えば引越し業者の中には、お日柄の良い日を明確に掲げている業者もあります。

どちらにしても、日本人の中で暦中は一般的な慣例になっているのです。

ちなみに、暦中で引越しする日を決める以外に注意すべきこともあります。
・天候…大雨や台風の時、荷物や家具を運ぶのはよくありません。もちろん予測することは難しいですが、できれば梅雨/台風シーズンは避けるべきだと思います。
・交通状況…行楽シーズン等々は、通常より道路が混雑します(=引越しもスムーズに運搬することができなくなります)。
・引越し準備日数…準備日数は、しっかりとっておく必要があります。引越し当日になっても「まだ荷造りができていない。」では、すべてに支障をきたしてしまうことになります。