特に賃貸物件で暮らしている場合に、時々同じ住所でまったく違う人へ宛てた郵便物が届く場合もあります。
それは同じ物件で前に暮らしていた人に宛てたものであることが多く、引越しをすれば当然ながら住所は変わっているわけですが、それを知らない人が昔の住所へ出してしまったということです。

引越しをしてから1年間以内であれば、郵便局に郵便物の転送をしてもらうことが可能です。
郵便局で転居届が備えられていて、出しておけば元の住所に送られてきた郵便物も新しい住所へ転送されます。

この場合、同居していた家族のうち1人だけが引っ越すということであっても、転居届に「転居者氏名」の欄がありますから、しっかり郵便物は区分されることになります。
このサービスに、別途の料金などはかかりません。

また最初に転居届を出してから1年が経過して、もう一度届けを出せば転送する期間を更新することもできます。
ただ、日本国外へ引っ越すという場合には対象外となります。

届け出の手続きは、郵便局の窓口で行います。
その際に、記載されている住所や本人であることの確認も行われます。

本人確認をするにあたっては、運転免許証や健康保険証などを提示する必要があります。
住所の確認についても運転免許証があれば済みますが、免許証を持っていない場合にはパスポートや住民基本台帳カードなど、官公庁によって発行されていて住所の記載されているものが必要です。

窓口へ行く時間がないなどの場合には、転居届をそのままポストに投函することでも手続きを済ませることはできます。
なお手続きが済んだ後で、担当者が引越し先を訪問することなどによって転居の確認をする場合もあります。

もちろん1年間のうちに親類や知人には新しい住所を知らせておき、住所を登録していてダイレクトメールなどの届く可能性がある店舗などに対しても、登録情報を変更する手続きをしておきます。
郵便物を出して住所不明で戻ってきてしまい連絡先もわからないと、途方に暮れてしまうものです。